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微酸性次亜塩素酸水「レナウォーター」

次亜塩素酸水とは

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次亜塩素酸(HOCl)の第一の特性は酸化作用です。次亜塩素酸は水分子(HOH)の1 つの水素(H)が塩素(Cl)に置換された物質です。次亜塩素酸分子中の塩素原子には強い酸化作用があり、酸化の過程で殺菌消毒作用を示します。この特性はオゾン等の酸化の特性と同じで、オゾンよりも安定しているため持続性に優れています。また、悪臭等も酸化作用により分解しますので、芳香剤のような香りが残留することなく消臭することができます。

次亜塩素酸の第二の特性は弱酸という点であり、次亜塩素酸ナトリウムに含まれる次亜塩素酸イオン(ClO-)と塩酸に含まれる水素イオン(H+)が結合して生成されます。しかしアルカリ性の水溶液の中では、この2つのイオンの結合力が弱いため、次亜塩素酸イオン(H+ClO-)の形でしか存在しません。ここに食品添加物である希塩酸を加えてpHを下げることにより水素イオンが増大し、結合力が上がり、次亜塩素酸イオンが次亜塩素酸分子に変化します。

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そして、この次亜塩素酸イオンと次亜塩素酸分子の存在比率はpHによって大きく変化し、この有効塩素の存在比率こそが次亜塩素酸水の効力に深く関わっているのです。上図は有効塩素の存在比率の曲線ですがpH4.5程度で存在比率が最大となり、pH値が大きくなる(アルカリ性になる)と急激に存在比率が少なくなります。

レナウォーターはこの存在比率が大きい領域であるpH5.5~6.5程度で生成されており弱酸性の安全な領域で最大の効果が発揮できるという特徴があるのです。ちなみに通常の使用濃度に希釈された次亜塩素酸ナトリウムは弱アルカリ性(pH8〜10)ですので、殺菌消毒力が弱い次亜塩素酸イオン(ClO−)の形でしか存在できません。

次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)は、次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(ClO−)に分かれていて、90%が次亜塩素酸イオンです(上図で緑の部分)。

次亜塩素酸イオンには殺菌力がほとんど無く、次亜塩素酸により殺菌が進みそれが消化されると、約1:9の比率を保つように次亜塩素酸イオンが次亜塩素酸に変化します。つまり、ゆっくりと殺菌が進むため、次亜塩素酸イオンがいつまでも残り、塩素残留性を高くしてしまいます。

それに比べて、弱酸性のレナウォーターには、次亜塩素酸イオンは10%程度しか含まれておらず、ほぼ全てが殺菌成分の次亜塩素酸です。したがって、殺菌速度が非常に速く次亜塩素酸イオンの残留も少ないという利点があるのです。

★★★次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウムは似て非なるものなのです★★★
 

レナウォーターの除菌効果

レナウォーターの特徴はその強力な除菌効果にあります。次亜塩素酸の酸化作用が微生物の細胞内部に浸透し、細胞内にある有機物に直接作用することにより細胞を不活性化し、その結果として強い除菌効果を発揮します。

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レナウォーターは腸管出血性大腸菌O157や黄色ブドウ球菌など、様々な食中毒菌やウィルス、また次亜塩素酸ナトリウムが効きにくいカビ類にも高い効果があります。さらに、低コストや低環境負荷など、他の殺菌剤にはない多くのメリットがあるため、食品の調理加工施設における衛生管理・食中毒対策に幅広く使用されています。

比較表

レナウォーターと次亜塩素酸Na(ナトリウム)の違いは安全性にあります。 次亜塩素酸ナトリウムには、

  • ★トリハロメタンの含有
  • ★臭素酸の含有
  • ★耐性菌出現リスク
  • ★手荒れ・肌荒れ
  • ★環境汚染リスク

のいずれの項目においてもレナウォーターよりも多くの毒性や危険性があります。

 

レナウォーターの消臭効果

一般の消臭剤で活用されている「マスキング法」は、ニオイを他のニオイや香りで包み込むだけなのでニオイに対する根本的な解決法ではありません。

レナウォーターはニオイの原因を作り出している細菌を死滅させ、さらにニオイを構成している成分にダイレクトに作用して、臭わない物質に変化させてしまうため、強力な消臭効果を得ることができます。またタバコなどの強いニオイから、生ゴミなどの腐敗臭、気になるペットのニオイ、使用後のトイレのニオイまで、ニオイの種類にかかわらず幅広いニオイに対して瞬時に作用し、抜群の消臭効果を発揮します。

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またレナウォーターは微酸性の水溶液で漂白作用もありませんので、室内への噴霧はもとより、衣類に直接噴霧したり、ペットの毛に直接噴霧しても大丈夫です。


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